機械学習やパターン認識を難しくしている要因の一つに、記号の表記があると思います。機械学習やパターン認識の考え方自体は比較的単純なのですが、考えるパラメータが多いため、似たような変数がいくつも出てきて、しかもベクトル表記になっていたりすると、混乱してしまいます。そこで、ここでは、この「機械学習への細道」の中で扱う記号を簡単に定義しておきます。
m..................................クラスの数
ωi.................................i番目のクラス
ni..................................クラスωiのパターン数
n...................................パターンの総数(パターン空間の次元数)
d...................................特徴空間の次元数
x=(x1,x2,...,xd)T..........特徴ベクトル(Tは転置を表す)
w=(w1,w2,...,wd)T.......重みベクトル(Tは転置を表す)
t=(t1,t2,...,tm)T.............教師ベクトル(Tは転置を表す)
μi...................................クラスωiの平均ベクトル
Σi...................................クラスωiの共分散行列
P(ωi)..............................クラスωiの事前確率
P(ωi|x)............................クラスωiの事後確率
p(x|ωi)............................クラスωiの条件付き確率密度
p(x)................................xの確率密度
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